お知らせ

臨床雑誌外科2016年1月号に「炎症性腸疾患ー内科的治療と外科的治療」の総説を執筆しました。

臨床雑誌外科 特集 腹部良性疾患に対する外科治療の最前線

7.炎症性腸疾患 -内科的治療と外科的治療  (外科 Vol.78;35-42,2016)

要旨

炎症性腸疾患の内科治療の進歩は急速で手術適応、薬剤の手術に及ぼす影響、術後治療を常に見直す必要がある。潰瘍性大腸炎(UC)では5-ASA製剤の効果の最大化が図られ、血球成分除去療法、抗TNFーα抗体、tacrolimusが保険適用となり難治例に用いられている。Crohn病(CD)では抗TNF-α抗体が治療を大きく向上させた一方、小腸内視鏡下狭窄部拡張術が可能になった。手術の基本術式はかわらないものの腹腔鏡下手術の導入、CDの腸切除後吻合法の工夫が行われている。UC術後は回腸嚢炎が特徴的合併症で、CD術後は以前よりも厳格な管理で再燃を防止することが求められる。

 

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